2012年5月31日木曜日

Arduinoを安定化回路付きで乾電池を使って駆動

以前、予習した【Arduinoの電源について予習】。実際にArduinoを乾電池で駆動させる実験をしました。

目標は、外部電源として箱型の乾電池9Vを使って、Arduinoへ安定した5Vを供給することです。


安定化と9Vから5Vへの変換は、三端子レギュレータ 7805 を使用しました。
それ以外の部品として、セラミックコンデンサ(0.1μFと0.33μF)を使用しました。

回路は、いたってシンプルです。(図にすると複雑に見えるような気がするのは、私だけだろうか)

 簡単に解説すると、9V乾電池からの入力を三端子レギュレータ7805の入力とGNDへ接続します。















三端子レギュレータは、右端が入力、真ん中がGND、左端が出力です。






三端子レギュレータの出力とGNDをArduinoのVinとGNDへ接続します。

セラミックコンデンサは、入力側に0.1μFを、出力側に0.33μFをそれぞれ挟みこむように入れます。

実際にArduinoを接続して、電圧を測ってみると、5.1V位でした。

上手くいった感じです。
これで、ArduinoをPCから切り離して使える環境が整いました。

長い時間使うときには、三端子レギュレータに放熱板を付けるのを忘れずに。しばらく通電していると、じんわり温まってきます。放っておくと、焼けちゃいそうです。(笑)

実験の便利さを考えるなら、ブレッドボードでの実験が終わったら、汎用基板(ユニバーサル基板)へ、はんだ付けで組み立てておくのが良いと思います。放熱板をつけても4cm×4cmくらいに収まりそうです。
その場合には、DCコネクターを付けておくとさらに便利だと思います。

それでは、今日はここまで。




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