今回は、目盛りのあるSlider コントロールの使い方をマスターします。
目盛りのあるSliderの外観です。
その1でマスターしたSliderと違うのは、目盛りがついていることです。
大まかな数値で指定したい時に使えるコントロールです。
スケッチのサンプルは以下のとおりです。
import controlP5.*;
ControlP5 cp5;
int sliderValue = 100;
void setup() {
size(300,100);
noStroke();
cp5 = new ControlP5(this);
cp5.addSlider("sliderValue")
.setPosition(100,50)
.setRange(0,255)
.setNumberOfTickMarks(5)
;
}
void draw() {
background(sliderValue);
}
【解説】
import controlP5.*; ・・・もう覚えましたね。ControlP5を使う時のお約束、ライブラリの宣言です。
ControlP5 cp5; ・・・ ControlP5を格納するオブジェクト変数の宣言です。
int sliderValue = 100; ・・・Sliderコントロールで使用する値を格納するための変数を宣言です。
void setup() {
size(300,100); ・・・Processingで使用する画面サイズを指定します。
noStroke(); ・・・輪郭無しを指定します。
cp5 = new ControlP5(this); ・・・cp5変数へControlP5と結びつけます。
cp5.addSlider("sliverValue") ・・・この命令により、目盛り付きのスライダを追加します。
.setPosition(100,50) ・・・コントロールを表示する位置を指定します。
.setRange(0,255) ・・・値の範囲を指定します
.setNumberOfTickMarks(5); ・・・目盛りの数です。5つの目盛りを入れます
}
void draw() {
background(sliderValue); ・・・背景色をsliderValueの値により変化させています。
コントロールを追加した際に使用したsliderValueにスライダが
示している値が格納されています。
}
使い勝手良いので、是非、マスターして下さい。
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