起動した画面は、ArduinoのIDEと近いものがありますね。
Processingのプログラム(スクリプト)もスケッチと呼びます。
画面表示が得意なProcessingなので、今回は四角形を描いてみます。
Processingを起動後、下の図のように、スケッチを入力します。
実行ウィンドウに、スケッチの実行結果が表示されます。
スケッチの内容を見てみます。
//サイズの設定
size(200,200);
rect(50,50,100,100);
//は、コメント行を示しています。Arduinoと同じですね。
size命令は、画面サイズを指定する命令です。
200ピクセル×200ピクセルの画面サイズを指定しています。
書式は、size(横幅ピクセル,縦幅ピクセル) です。
rect命令は、四角形を描く命令です。
書式は、rect(左上のX座標,左上のY座標,横幅,高さ)
書く命令の末尾には、;(セミコロン)を置くのも、Arduinoと同じです。
どうですか、意外と簡単ですよね。
円を描きたい場合のスケッチは、次のように書きます。
//サイズの設定
size(200,200);
ellipse(100,100,100,100);
実行結果です。
今日はここまでです。
いかがですが、動かしてみると、それほど難しくないことがわかりますね。
『Processingをはじめよう』は、とっても分かりやすい本です。入門から十分に使えます。
実際に試しながら読み進めると、最後まで読み終えることができました。
・Processingをはじめよう
・Processing アニメーション
・楽しく学ぶコンピュテーショナルデザイン
Processingプログラミング入門―Javaベースのオープンソース統合開発環境
posted at 2012.11.16
田原 淳一郎
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