2012年10月25日木曜日

Processing 乱数の生成

Processingでの乱数の生成をマスターします。

乱数とは、簡単に言えば、規則性のない、ランダムな数値です。予想できない数値を生成することに意味があるかと思う方もいるかもしれません。予想外の動きを付けたい時など、意外と使用したい用途があるのでマスターして損はありません。



0から10までの乱数を生成したい場合には、スケッチを次のように書きます。

random(10);

実行するたびに、0から10まで、いずれかの数値が関数の結果として返されます。

開始値を指定したい場合には、次のように書きます。
この例は、100から200までの乱数を生成します。

random(100,200);

乱数生成の関数の書き方が分かったところで、実際のスケッチ例を見てみましょう。

size(300,300);

noFill();

for(int i=0 ; i<50 ; i++){
  float r;
  r = random(200);
  ellipse(150,150,r,r);
}


スケッチの説明です。
size命令は、画面サイズを指定する命令です。300×300の画面を指定しています。
noFill(); 命令は、描画する図形の塗りつぶしをしない命令です。
for命令は、繰り返しでした。50回繰り返しています。iの値は0から49まで変化します。
foart命令は、少数の変数を宣言しています。このスケッチでは半径を格納します。
random関数を使って、0から200までの乱数を生成しています。関数で生成された値をr変数へ代入しています。
そして、円を描画しています。中心点は(150,150) として、乱数の値の半径で円を描画しています。






 今日はここまでです。

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