2012年10月16日火曜日

Proseccing での色の指定方法


Proseccingでの色の指定を理解します。
Proseccingでは、色の指定にRGB形式で指定します。



RGB形式とは、色の要素をR:Red(赤)、G:Green(緑)、B:Blue(青)の光の3原色で指定します。各要素を0~255までの段階で指定することができます。0は無し、255は原色を示しています。

赤を指定したい場合には、(255,0,0)という表し方です。
赤(R)は原色、それ以外の緑(G)と青(B)は無しです。

同様に、緑と青を指定する場合には、次のようになります。
緑 (0,255,0)
青 (0,0,255)

では、(255,255,0)は、何色を指定しているでしょう。
正解は、赤と緑をそれぞれ原色で混ぜると、黄色を指定しています。

色の指定方法がわかったところで、実際のProseccingでのスケッチで色の指定方法を見てみます。

色の指定には、fill命令を使用します。

fill(R,G,B);
R:赤色 0~255
G:緑色 0~255
B:青色 0~255

注意するのは、このfill命令のあとに実行した描画命令に反映されることです。

実際のスケッチは次のようになります。

void setup(){
  //一度だけ実行される命令を書きます
  size(300,300);
  background(0);
}
void draw(){
  //繰り返し実行される命令を書きます
  fill(255,255,0);
  ellipse(100,100,150,150);
}

実行結果です。

円を描画するellipse命令の前に、fill命令を実行していることが分かると思います。

Office等だとマウスで色を選ぶことができるので、数値で色を指定するのは、若干、面倒ですね。GUIで指定できると操作性が上がるのですが、スケッチなので仕方ないのかもしれません。

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