2012年10月21日日曜日

Processing 図形描画の輪郭について


Processingで図形描画をする際には、輪郭と塗りつぶしという2つがあります。

2つの図形描画の結果を見比べ見て下さい。




このふたつの描画のスケッチは次のとおりです。

左側
void setup(){
  //一度だけ実行される命令を書きます
  size(300,300);
  fill (0,102,0);

  background(0);
}
void draw(){
  //繰り返し実行される命令を書きます
      ellipse(150,150,150,150);
}

右側
void setup(){
  //一度だけ実行される命令を書きます
  size(300,300);
  fill (0,102,0);
  noStroke();
  background(0);
}
void draw(){
  //繰り返し実行される命令を書きます
      ellipse(150,150,150,150);
}

左側の円では黒い輪郭が描かれているのがわかりますか。
右画の円では輪郭を描いていません。

この違いは、noStroke命令を実行していることによります。

輪郭だけ表示したい場合には、塗りつぶしの色と背景の色を同じにすれば、コンパスで描いたような円が表示されます。

void setup(){
  //一度だけ実行される命令を書きます
  size(300,300);
  fill (0,102,0);
  //noStroke();
  background(0,102,0);
}
void draw(){
  //繰り返し実行される命令を書きます
      ellipse(150,150,150,150);
}
表示例


わかってくると、少しづつ描画の幅が広がってきます。

今日はここまでです。



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