2012年2月22日水曜日

液晶ディスプレイ(LCD)で表示(スケッチ編)

今日は、Arduino uno と組み上げた液晶ディスプレイ(LCD)を使って、表示するスケッチを考えます。ハードウェア編

液晶ディスプレイ(LCD)とArduinoとは、下記の配線でつなぎました。


LCDピン番号       Arduinoピン番号

4 (RegisterSelect)--------7
5 (Read/Write)----------8
6 (EnableSignal)---------9
11 (DataBit4)----------10
12 (DataBit5)----------11
13 (DataBit6)----------12
14 (DataBit7)----------13
16 (BackLight)----------6

LCDのライブラリを使うことを宣言します。
Arduino IDEから[Sketch]-[Import Library]-[LiquidCrystal]を選択します。

 

#include <LiquidCrystal.h>が追加されます。
たったこれだけでライブラリの追加完了。




スケッチは、次のように書きます。(2/25に変更しました。lcd.begin(16, 2);//16x2桁 を追加)

#include <LiquidCrystal.h>

LiquidCrystal lcd(7,8,9,10,11,12,13);
int LCD_BL=6;

void setup()
{
  pinMode(LCD_BL,OUTPUT);
  lcd.begin(16, 2);//16x2桁
}
void loop()
{
  digitalWrite(LCD_BL,HIGH);
  delay(100);
  lcd.clear();
 
  lcd.print("LCD TestPrint");
  lcd.setCursor(0,1);
  lcd.print("2nd TestPrint");
}

解説

LiquidCrystal lcd(7,8,9,10,11,12,13); は、配線に応じて書くところです。
リファレンスを見ると、http://www.musashinodenpa.com/arduino/ref/index.php?f=1&pos=941

【構文】
LiquidCrystal(rs, rw, enable, d4, d5, d6, d7)

【パラメータ】
rs: LCDのRSピンに接続するArduino側のピン番号
rw: LCDのRWピンに接続するArduino側のピン番号
enable: LCDのenableピンに接続するArduino側のピン番号
d0~d7: LCDのdataピンに接続するArduino側のピン番号

Arduinoの6番ピンは、バックライトですが、要するにLEDの表示と同様に扱います。

lcd.clear();
LCDの表示を初期化し、カーソルを左上に移します。

lcd.print("LCD Test Print");
LCDへ文字列を表示します。


ものすごく簡単に扱えるのも、すべては、ライブラリのおかげ。感謝

今日は、ここまでです。次回は、センサでの入力信号の値をLCDへ表示することに挑戦します。

2/25 情報追加
LCDの2行目に表示ができない、現状を見つけました。
LCDのデフォルトの行が1行のようなので、2行にするための命令をsetup()の中に追加することで正常に表示できます。

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