今日は、Arduino uno と組み上げた液晶ディスプレイ(LCD)を使って、表示するスケッチを考えます。ハードウェア編
液晶ディスプレイ(LCD)とArduinoとは、下記の配線でつなぎました。
LCDピン番号 Arduinoピン番号
4 (RegisterSelect)--------7
5 (Read/Write)----------8
6 (EnableSignal)---------9
11 (DataBit4)----------10
12 (DataBit5)----------11
13 (DataBit6)----------12
14 (DataBit7)----------13
16 (BackLight)----------6
LCDのライブラリを使うことを宣言します。
Arduino IDEから[Sketch]-[Import Library]-[LiquidCrystal]を選択します。
#include <LiquidCrystal.h>が追加されます。
たったこれだけでライブラリの追加完了。
スケッチは、次のように書きます。(2/25に変更しました。lcd.begin(16, 2);//16x2桁 を追加)
#include <LiquidCrystal.h>
LiquidCrystal lcd(7,8,9,10,11,12,13);
int LCD_BL=6;
void setup()
{
pinMode(LCD_BL,OUTPUT);
lcd.begin(16, 2);//16x2桁
}
void loop()
{
digitalWrite(LCD_BL,HIGH);
delay(100);
lcd.clear();
lcd.print("LCD TestPrint");
lcd.setCursor(0,1);
lcd.print("2nd TestPrint");
}
解説
LiquidCrystal lcd(7,8,9,10,11,12,13); は、配線に応じて書くところです。
リファレンスを見ると、http://www.musashinodenpa.com/arduino/ref/index.php?f=1&pos=941
【構文】
LiquidCrystal(rs, rw, enable, d4, d5, d6, d7)
【パラメータ】
rs: LCDのRSピンに接続するArduino側のピン番号
rw: LCDのRWピンに接続するArduino側のピン番号
enable: LCDのenableピンに接続するArduino側のピン番号
d0~d7: LCDのdataピンに接続するArduino側のピン番号
Arduinoの6番ピンは、バックライトですが、要するにLEDの表示と同様に扱います。
lcd.clear();
LCDの表示を初期化し、カーソルを左上に移します。
lcd.print("LCD Test Print");
LCDへ文字列を表示します。
ものすごく簡単に扱えるのも、すべては、ライブラリのおかげ。感謝
今日は、ここまでです。次回は、センサでの入力信号の値をLCDへ表示することに挑戦します。
2/25 情報追加
LCDの2行目に表示ができない、現状を見つけました。
LCDのデフォルトの行が1行のようなので、2行にするための命令をsetup()の中に追加することで正常に表示できます。
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