2012年3月10日土曜日

リモコンの赤外線信号を解読(準備編1)

前回、赤外線を受信してみるを実験したあと、赤外線LEDを光らせたら、受信できるか試してみました。でも、受信できなかったのです。リモコンは受信できるのに、なぜだろうと調べました。


Arduinoで家電のリモコンの信号を解読するためには、どうすれば良いのか知りたくて、まずは、赤外線リモコン受信モジュールOSRB38C9AAの仕様をもう一度良く見てみました。中心周波数:37.9kHzという表示が目に入りました。

Googleで検索すると、難解な説明がたくさんあり、玉砕しそうになりました(笑)。

でも、素人にも分かる説明をやっと見つけました。大大感謝です。
http://www006.upp.so-net.ne.jp/picbegin/part01/sekigai.html

要するに、このモジュールは赤外線が入ってくると、 何でもかんでも反応するわけではなく、1秒間に38,000回のOn/Offを繰り返す赤外線だけを検知してくれるのです。
照明や太陽光に含まれる赤外線に反応して誤動作させないための工夫だそうです。良く考えられているなぁと感心しました。

だから、赤外線LEDを光らせただけでは、反応しなかったと納得できました。

このモジュールは相当早く、赤外線LEDをチカチカさせないと、信号と認めてくれないってことです。
では、OnとOffをどのくらいの速度で反転させる必要があるかと計算すると、波なのでOn/Offで1回と数えると26.3マイクロ秒でした。(1秒は、1,000,000マイクロ秒です。)

では、そんな早いチカチカの中で、どうやって、リモコンの信号を伝えているかを知ることが次の課題です。
予想では、リモコンのチャンネルボタンを押したときに、その番号を0と1の信号で伝えていると思うので、その0と1を激早なチカチカとどう関係させているのかを知る必要があるわけです。

今日はここまでです。

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