2012年3月3日土曜日

赤外線を受信してみる

今回は、Arduinoと赤外線センサーを使用して赤外線を受信してみます。

使った赤外線センサーは、 赤外線リモコン受信モジュールOSRB38C9AAです。秋月電子さんで購入です。

このモジュールは、PINフォトダイオード、アンプ、フィルタを内蔵しています。電源電圧範囲はDC2.7V~DC5.5VなのでArduinoで扱いやすいモジュールです。

Arduinoとの接続配線図です。



赤外線は肉眼で見ることができないので、確認のために、LEDへ信号の有無を表示させる仕組みにしました。

赤外線受信モジュールからの信号を受け取るのは、Arduinoの2番ピンです。確認用のLEDはArduinoの13番ピンを使っています。赤外線モジュールの電源はArduinoから供給します。




読み取るための、スケッチです。

const int IR_RecvPin=2;
const int LEDPin=13;

int State=0;

void setup(){
  pinMode(LEDPin,OUTPUT);
  pinMode(IR_RecvPin,INPUT);
}

void loop(){
  State=digitalRead(IR_RecvPin);
 
  if (State==LOW){
    digitalWrite(LEDPin,HIGH);
  }
  else{
    digitalWrite(LEDPin,LOW);
  }
}

void setup()の中で、2番ピンと13番ピンをデジタルでの入出力として使うことを指定しています。
赤外線モジュールから信号を読み取っているのは、  State=digitalRead(IR_RecvPin) の行です。

読み取った値をState変数へセットし、その値のHigh/Lowにより、LEDの点滅を決めています。
それが、 if (State==LOW){ } else {  } の部分です。

さっそく、赤外線受信モジュールに向けて、TVのリモコンの電源を押すと、LEDが点滅し赤外線信号を受け取れたことが分かりました。

実験成功!!

シンプルなセンサーとスケッチで簡単に実現できました。Arduinoならでは実験です。



・電子工作の基本100
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・Android×Arduinoでつくるクラウド連携デバイス―Android ADKで電子工作

2 件のコメント:

  1. 赤外線は携帯電話のカメラで見ると見えるらしいですよ。

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  2. bbさん
    有用な情報ありがとうございます。(^^)

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