前回までの復習です。
・赤外線受信モジュールは、38KHzの速さのチカチカに反応して、HIGHとLOWを出力する。
・家電に使われるリモコンでは、フォーマットが定められている(従う義務があるわけではない)。
・家電製品協会フォーマットの0と1を表すための時間は、
0を表すのに、13マイクロ秒点灯+13マイクロ秒消灯を18回も行い、470マイクロ秒間は消灯
1を表すのに、13マイクロ秒点灯+13マイクロ秒消灯を18回も行い、1410マイクロ秒間は消灯
今回は、 さらに進めて、家電製品協会フォーマットについても見ていくことにします。
前回もお世話になったこちらのページが、すごく親切に書かれています。
http://einstlab.web.fc2.com/Remocon2/Remocon2.html
下記のように、順番に意味づけをし、長さを決めています。 (On=点灯,Off=消灯)
リーダ部・カスタムコード部・パリティ部・データコード部・データ部・トレーラ部
リーダ部・・・[on=8T]+[off=4T] ←信号を伝え始めるときの決まった信号ですね
カスタムコード部・・・16ビット ←メーカーのコード等に使うとのことです
※16ビットとは、0と1の組み合わせで16ケタ分の意味です
例 0101010101010101 や1000100010001000
パリティ部・・・4ビット ←名前から推測すると送信するデータの検算用ですかね
データコード部・・・4ビット ←ごめんなさい、不明です
データ部・・・1ビット~48ビットまで ←最大で、48ビットまで送信可能
トレーラ部・・・[on=1T]+[off=8ms以上]←送信信号の終わりを示しているですね
さまざまな、家電で共通に使えることを意図していると思うので、ルールが細かいですね。
でも、ルールが分かれば、何とかなるような気がしますね。
NECフォーマットやSONYフォーマット、家電製品協会フォーマットのカスタマイズ等、いろいろあるようです。だから、エアコンのリモコン操作をテレビの前で行っても誤動作しないんですね。
フォーマットが様々あると、対応の手間がかかるようにも思いますが・・・。そもそも、製造元以外が信号を解読して対応させようとすること自体がレアケースなような気もします。学習リモコンくらいですかね。
今日はここまでです。
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